こんなのを作ってみた。フェイザーにフランジャーにループまで付けたマルチエフェクトだ。 ・・・っていうよりキメラって感じ?? 小さくするのが一つのテーマだったがちょっと欲張りすぎて踏みにくいのは難点だ。

フェイザーはTonepadに出てるPhase 90だ。基板のパターンなどほぼそのままで作った。FETは某店のマッチング4つセットのヤツでオールパスフィルタにからんでそうなところの抵抗とコンデンサもデジタルテスタで測ってできるだけそろえるようにした。以前高価なパーツを使えば音が良くなるのではと安直に考えてPhase 45Daleの古い抵抗を使って作ってみたことがある。音は出たけどぜんぜんうねりらしいことが起きなかった。Daleの抵抗は測ってみると結構ばらつきがある。(古いから当然か?) どこかでアクティブフィルタの抵抗とコンデンサはきっちりするべしと書いてあるのを読んだ気がする。(気のせいかも…) 原因がそこにあるのかどうか定かでないが今回はいい感じでできた。よかったよかった。

 現行のブロック体文字のPhase 90を開けてみると、なんか長いICが見えたのでQuadopアンプを使ってるのだろう。TonepadのはDualを使ってるので古いタイプのものをおこしたものなのかな?音はうねりがブロック体文字のより低音側によってる気がする。スクリプト字体の頃のPhase 90ってこんな感じなのかな?良い方に解釈することにしよう。

フランジャーは前に作ったBossもどきのアムデックと同じもの。基板をフェイザーとまとめて省スペース化を図ろうとも思ったが、どっちか音が出なかったら悲しいので基板は別にすることにした。タカチの既成のケースを使って図面上は収まるはずだった。下側の板の折り返しがパーツと干渉するが、削ればいいやと思っていた。しかし、開け閉めの事を甘くみていた。上面のパーツはどうとでもなるが背面のジャックは最終的に収まる位置だけ削ればよいという訳にいかない。強度的に問題もあるだろうし全部削ってしまうのもどうだろう?? 一方の側のパーツを押し込んでから回すようにしてちょっと側板をウニョっとたわませて無理矢理押し込めば……. 。う〜〜〜ン・・・。ま、いいか。

接続順はループが初っぱななのでリターンに別のギターをつなげばラインセレクタにもなる。今のところワウとディレイをつないでる。ディレイはいわゆるエコーじゃなくって400msecくらいのロングディレイ。どう使うかは知ってるよね。アンプのセンド・リターンにつなぎたいところだが練習の時はまあいいでしょう。ちなみに、写真のディレイ(ワウの左の赤いヤツ)Tonepadに出てるのを自作したもの。デジタルだけど、ちょっと高域が削られたアナログっぽい音だ。これも良い方に解釈しよう。

次のつっつきどころは電源かな?小さくしたい。






















Voがラックを組んで未だに増殖中なのに対して、メインギタリストがよりコンパクトに足元を固めていく、不思議な現象がおきているようなのだが、気にしないようにしよう。by NKJ
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