スイッチボックス大改造!!の巻(10/18UP)byしーななさん

 OziFest2003にあたり、今回はパートの入れ替えが2回ある。しかも、時間は短いし延長したら追加料金取られそうな雰囲気。これはギターの入れ替えはサクサクやらねば!ということで、ギターから直にささるスイッチボックスをちょいと改造してミュートスイッチをつけようと企んだ。どうせいじるなら中のプリント基板も取っ払って配線しなおうそうと目論む。

 このスイッチボックスは2種類の使い方ができるようにmode切り替えのスイッチがついている。どうせ、loopのbypassにしか使わないのでmode1で固定して配線し直し。mode切り替えのスイッチをinputのホットとアースをショートさせるように配線してミュートスイッチとして使うことにした。

 これを機会に配線材のことについてweb上で少し検索してみたけど結構奥が深いのね。配線材もヴィンテージものがいいって噂だけどどうなんだろう?楽器屋さんを物色しに行くと切れっ端がいくつか入って3千円くらいしてた。素人が手を出す代物 じゃないなと却下。1mで500円のベルデンのワイヤーを購入。ついでに噂のケスター44というハンダも1.5mで300円也で発見。よしよし材料もそろったぞ、岡山でよく手に入ったなって感じ。

 では、まず基盤を外そう。ハンダコテでハンダを溶かして吸い取り器でシュボッ。スイッチやらジャックやらが直接基盤についてるのでハンダをきれいに取り除かな いと外れない。 さらに、シュボッ・・・・。シュボッ、シュボッ、シュボッ。外れねえ!!奮闘2 時間。成せば成るものだね、ってここで満足しちゃいけない。ワイヤーの皮膜を慎重に剥いてハンダ付け。ヴィンテージより安いとはいえ、電線としては破格の値段、ちょっと緊張。ケスターは融点が低くて使い安いと聞いてたけ ど、これは本当だった。"俺って結構上手じゃない"と思わせてくれるだけでも300円の価値あり。

 そんなこんなでなんとか完成にこぎつけた。 ミュートスイッチの効きは良好。ミュートするとギター側のプラグを抜いても、 抜いたプラグを触っても全然OK。だけどミュートスイッチを入れる瞬間にアンプからボンって音がする。これって大丈夫なのかなあ? ベルデンで配線をやり直した効果についてはよくわからない。悪くなったような気は しないからまあいいか。がんばったぞ!という意気込みだけで十分でしょう。 このスイッチでbypassすれば一応直にアンプに入ることにはなるけど、間にプラグや ジャックやスイッチなどいくつか端子を経由することになる。シールドもスイッ チの前後で総延長12m。どこかにやっぱりバッファをかませた方がいいのだろうか?エディーのシールドってあれ何m?絶対どこかにバッファー入れてるよね。 野望はまだまだ続くのであった。


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