１月３日（金）
ヒマを持て余していたＮＫＪは、ネットサーフィン。ふと思いつき、ｙａｈｏｏＵＳＡへ行って、”ＵＳＥＤ ＭＵＳＩＣＭＡＮ ＥＶＨ”で検索。なかなか、中古楽器屋さんにたどり着けなくて、あきらめかけていたところに”ＣＯＷＴＯＷＮ ＧＵＩＴＡＲＳ”でめっけ！！青と赤と紫の３本。価格が”＄１５００〜＄１８００”。なかなか安いではないか！！木目は”青”にフレイムがはっきり。説明には”great wavy flame top”う〜ん、『偉大な波打った』トラ目か。ついでに、some playing wear”『いくつかの遊び着』んっっ？粋なおまけがついてんだ。わし着られるかな？（あとで調べたら、wearって、『擦れた』って意味があるのね。アホなオヤジ。）で、”gig bag ”ハードケースがついてないのか…。ま、わし、ハードケースは重いし〜、入れんし〜、使わんし〜。う〜ん。１５万強か…。オーダーフォームがあるのかな？あるんだったら、「今晩、飲んだ勢いでちょいちょいちょいと入力してしまって、あとで、つれあいに謝ろう。」な〜んて、アルコールのせいにしようと企むＮＫＪ。いつだってつれあいは怖いのだ。でも、それらしきものはない。ということは、直接メールを送ってオーダーか？日本からでは買えないのか？あきらめるか…。
１月６日（月）
ＣＯＷＴＯＷＮ〜に行って眺めてはため息の毎日。その間も、「個人輸入」のサイトにいくつか行って、手続きやら手数料やらを検討。なにやら手が届きそうな感じ。ま、買うか買わないか別にして、もうちょっと”青”の情報が欲しいなぁ…。ってなことで、メールを送る決意を。しかし、相手はアメリカの人。当然、英語だよな。英語でお手紙なんて…。（そりゃ、わし、英語で歌ってるけどさ、読んで、聞いて、音を覚えて歌ってるだけ。意味なんて、わかってね〜もんな〜。）ここは、英語に堪能なつれあいに…おっと、ここで彼女に登場してもらったら、『酔った勢いで、やっちゃいました作戦』が失敗に終わる…。ここは自力でなんとかせねば…。ということで、パソコンについてきた、「ほんやくこんにゃく」の力を借りて、『もちっと詳しい画像を送って下さいまし〜。できたらシリアルナンバーもね〜、気に入ったら、これちょうだいっていうからさ〜。』とメールを送る。
１月１１日（土）
返事が来た。やっぱり、英語じゃ！シリアルナンバーも、書いてくれてる。画像が３枚。画質は良くない。う〜ん、見えない。しかも、ヘッドが切れてて、肝心のＥＶＨのサインが見えない…。これは意図的にはずしたのか、あって当たり前のものなので、気にしなかったのか…。怪しいと捉えるか、善意に受けとめるか。ＨＰで確認するも、サインなのか、いたずら書きなのかわからん。”赤”や”紫”のサインはなんとなくわかる。それと３本ともあんまり値段が変わらないから、まさか、ＡＸＩＳーＥＸじゃないよね〜。まさか、ＥＸがアメリカでは高くなるのかぁ？そりゃなかろう。ま、たとえ、ＥＸであっても、アメリカから来た、しかも、”青”ならいいか…なんて、訳のわからん言い訳まで出てきて、酔った勢いで「ええい！」とばかり返信。『これちょうだい！ 輸送費込みでいくらかかんの〜？』と送る。
↑3枚のうちの一枚。ヘッドが切れてるじゃん
１月１２日（日）
あっという間に返事。（こうなったらはやいね〜どこでもいっしょやね〜）『＄１５５０で、どうよ。送料が＄１８５だよ。』だって。へえ、送料ってこんなもんなんか。でも、ハードケースなしでだいじょうぶかなぁ。このまえそれについても質問したけど、エリックさん（担当者。Ｌａｓｔ ｎａｍｅが”くらぷとん”だったりして）、英語わからんかったんかなぁ…。と心配しつつ、『カードで買うから、方法教えてちょ』と送る。
１月１４日（火）
またまた、エリックさんからお手紙ついた。『おっきいカード会社なら何でもＯＫでっせ、メールかＦＡＸでカード番号と有効期限おしえてくんなまし。』早速、ＦＡＸで送ろうとしたけど、アメリカが深夜なんで閉店時間。留守電ＦＡＸなんて、アメリカにはないんだろうな、なんて、また訳のわからんことかんがえながら、ええぃっ！とばかりやっちゃいました。メールで。酔った勢いで、やっちゃったんだよ〜やってはならないことを…。みなさん、やっちゃいけませんよ〜！被害がなくても、精神衛生上よくないよ〜。
１月１８日（土）
エリックさんからの受領のお返事がないんで、返事の催促のお手紙書いた。『こっちのお手紙届いたかい？できたら、お返事下さいね。よろぴく。』
１月１９日（日）
毎日毎日、エリックさんからのお手紙よりも、カードの不正使用が気になりながら、カード会社の請求をチェック。とりあえず、１４日に”ＣＯＷＴＯＷＮ ＧＵＩＴＡＲＳ”からの請求があったことを確認。もちろん、エリックからの経過報告はなし。不正使用がありませんように…。
１月２０日（月）
”ＣＯＷＴＯＷＮ〜”からメール。今度はマークさん（のっぷらーさんじゃなかったよ）から。『火曜日に発送するよ〜ん。』だって。さて、いつ届くかな？後は待つのみ。うふっ。
１月３１日（金）
今日は職場の飲み会。仕事が遅くまでかかって、急いで家に帰ったところ、玄関に大きな荷物が…。またつれあいが通販かなんかで買ったんだろうな〜と思いつつ、梱包を見ると、ＣＯＷＴＯＷＮ〜の文字が…「きたぁ〜！ぎた〜がきたぁ〜！」そうそう、郵便屋さんが来たときに追加（消費税＋地方消費税＋送料）で５８００円支払ったよ。でも、ここで開けちゃうと、飲み会に遅れる…。おじさん、じっと我慢の子で飲み会へ。ちなみに午前２時帰宅。
２月１日（土）
二日酔いで頭が痛い。でも、開けなきゃ。うふふっ。
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２月２日（日）
マークさんからお返事ついた。"Grad you like it."だって…。う〜ん。ま、気にしない。いい経験ができたよ。
これで、購入顛末記はおしまい。
最後までつきあってくださってありがとう。次は「カード不正使用顛末記」にならないよう、
みなさんで祈っててくださいね。
２月９日（日）〜後日談その１〜
Ernie Ball Music Manのジョエルさんにお手紙書いた。『ボクのＥＶＨのお誕生日はいつ？』
２月１１日（火）〜後日談その２〜
Ernie Ball Music Manのジョエルさんからお手紙ついた。『’９５年の７月７日だよ。おめでとう。』だって。
へぇ、結構若いんだ。見た目より…。
ＥＶＨの詳細
で、念願のＥＶＨ。
ヘッドにサインはありました。
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でも…
実は、第一印象は「ちょっとショック…。」
かなり使い込まれていたんだろうと思うんだけど、これまたかなりのコンディション。プレイヤーズコンディションって言うよりも、ライブコンディション（ＮＫＪの造語？）という感じ。はたまた、６０年代のビンテージかレリック仕様か。色々表現はあるけど、はっきし言ってぼろぼろ…。写真ではなかなかそこまで写りきらないから皆さんには伝わらないかなぁ…。
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 根っこがさびさびのアーム↑ |
 写真の下のほうに打痕あり↑ |
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で、とことん、けなしといて、次はほめてやろう。
う〜んっと、え〜っと。
色、木目、こうやって、写真で見るといいねぇ…。うん。
まずは、軽い。
六弦くんやしーななさんのＥＶＨを弾かせてもらったときに感じる軽さ。ＡＸＩＳよりもＥＸよりも断然軽いです。
それから、生音は、
えーっと…
あたしゃはっきり言って、 弾いてもわからん。「よく鳴る」というのが未だにわからん。誰か教えて。でも、生音はしっかり出てます。これを鳴ると言うんだろうけど、「よく」かどうかはわからん。誰か教えて。
弦もついてきたそのまんまだし〜こんなもんちゃうか〜（錆びてねーからまだ使える！弦って、切れるまで使えんだろ？誰か教えて）。新しい弦に交換したとしても、ＰＥＡＶＹの１セット３００円のだもんねー。へへんっ！
でも、３００円と侮るなかれ。１０セット買っても３０００円なんだぞっ！？ふぇるも安いのだしてたかな？
次、アンプを通して。
やっぱり弾いてもわからん。でも、違和感なしにちゃんと弾ける（ど〜ゆ〜レポよ？）。
まだ調整もしてないし〜こんなもんちゃうか〜（おっ？調整って何すんだ？シールド換えるんか？どっかさわるんか？どうすんだ？誰か教えて）
ただ、じーじーうるさい！（ノイズがひどいというのか？アースがどうのこうのかい？じゃあ、マグマ大使に聞いてみよう）。
Ｖｏｌ．のガリがひどい！（決してお寿司を食べにいったわけではないのだが…）
。こりゃ、へたすりゃ交換か？（開けてみたら、ワイヤーがプチってはずれたよ。さらにポットの裏も開けたついでに、綿棒で磨いて、あと、接点復活剤をシュッとね。）
さらに、フレットの減りが激しいようで…、（フレット交換も考えとかなきゃ…これで、総額２０万ほどの買い物か…ま、いい経験できたし…結局ほめてね〜ってか？）
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 ↑バーズアイは結構出てますね〜。でも、フレットの減りが… |
 ポットの中をお掃除したんだけど、お掃除前の写真を撮るのを忘れてました。一応、ツメを戻す前に一枚。 |
 はい、もう一枚、ワイヤーがはずれてるでしょ？ |
 ＭＭ三兄弟。串にさされてはない。 |
ワシが何人目のオーナーかわからんけど、しっかり弾き倒されてるギター（決して雑に扱われていたとは思えないのよね〜）であることは間違いなし。結構気に入ってますよ。これはこれで…。
ほめたはずなんだけどなぁ、やっぱりほめてないのかなぁ…。でも、ホントにそう思ってんだけど…。
はい、これでおしまい。めでたしめでたし。
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